安曇野スタイル1日開幕 工房訪ねて作家と交流
2025/11/01
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人と自然が紡ぐ安曇野の芸術や暮らしと出合う催し「安曇野スタイル2025」(安曇野スタイルネットワーク主催)が1日から3日まで、安曇野市、池田町、松川村の76会場で行われる。31日はプレイベントとして安曇野市穂高有明の「鐘の鳴る丘」でグループ展が始まり、来場者が作家と交流しながら作品を楽しんでいる。
グループ展は、JR穂高駅前にある手工芸作家らのアンテナショップ・クラフトショップ安曇野の特別展として企画された。ステンドグラス、タイルペイント、ほうきなどの作家ら14人が参加しており、3日までパフォーマンスイベントも8公演が開催される。
安曇野スタイルには地元の作家ら91人が出展している。全国各地からファンが集まる恒例の催しで、節目の第20回を記念し、作家有志でつくる「盛り上げ隊」が穂高交流学習センター・みらいで、過去の安曇野スタイルで配布したガイドブックの表紙を紹介する記念展も行っている。
安曇野スタイル創設メンバーの一人で「盛り上げ隊長」の野中由紀子さんは「物作りをしている人たちの収穫祭や文化祭のようなイベント。作家それぞれが安曇野の“顔”となって安曇野の良さを伝えたい」と語る。



