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2025年

雲海と紅葉 北アルプスと共演

2025/10/31
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 中信地方は30日朝、前日に続いて高気圧に覆われ、冷え込みが強まった。晴れて地表面の熱が奪われる放射冷却の影響で霧が発生し、安曇野市明科の長峰山山頂(933㍍)からは眼下に雲海が見渡せた。
 松本盆地を毛布のように覆う雲海の上空には澄み切った青空が広がり、北アルプスの稜線が白馬方面まで一望できた。絶景を見ようと長峰山の展望台を訪れた人たちは、朝日が差し込んで鮮やかさを増す山の紅葉、雲海、冠雪した後立山連峰などの峰々をカメラに収めていた。
 気象庁の観測によると、30日の松本市沢村の最低気温は平年より3.5度低い2.1度、安曇野市穂高は3.1度低い2.1度で、11月中旬から下旬並みとなった。

長峰山頂から見える雲海と北アルプス(30日午前7時40分ころ)

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