0000日(木)
2025年

旧旅館に調和 現代美術 木祖村薮原宿でシンビズム6

2025/10/29
後で読む

 県内の学芸員が連携して企画する現代美術展「シンビズム6」が、木祖村薮原宿の旧藤屋旅館で開かれている。宿場町の面影を残す建物に、現代作家の作品が調和し、来場者に新たな視点をもたらしている。
 出品作家は、写真の宇賀神拓也さん=朝日村、絵画の小川格さん=茅野市、陶・インスタレーション(空間芸術)の波多腰彩花さん=上田市出身=の3人。畳敷きの客室や木の階段、格子戸など、建物の趣を生かした展示が特徴だ。
 シンビズムは、県内の美術館・博物館に所属する学芸員が協働し、信州ゆかりの作家を紹介する展覧会シリーズで、県文化振興事業団などが主催。第6回となる今回は、県内3会場で順次開催されている。木祖村会場は11月9日まで。開館は午前9時~午後4時で、4日は休館。駐車場は木祖村役場を利用できる。

歴史ある木造建築を活用した展示。空間そのものが作品の一部になっている

おでかけ

一覧を見る