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2025年

高校生迫力のダンス 松本でフェス 県内の24校出場

2025/10/27
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 松本市水汲のキッセイ文化ホールで26日、「第20回長野県高等学校ダンスフェスティバル」(県高校文化連盟ダンス専門部主催)が開かれた。県内24校のダンス部が、各校で決めたテーマに沿う独自の振り付けで踊り、技術と表現力を競った。
 「平成」や「シナジー」などをテーマに、ロックやヒップホップなどの多彩なジャンルのダンスを組み合わせ、息の合った演技や切れのある動きを見せた。
 松本美須々ケ丘高校(松本市)は「ルッキズム」をテーマにした。ヒップホップとジャズを中心に演技を構成し、他者と比較して外見などを気にしてしまう葛藤から、一人一人違ったまま輝けることを表現した。宮下千加部長(17)=2年=は「楽しく踊れた。表情での表現に力を入れて練習してきたが、最後の曲の笑顔は今までで一番良かった」と話していた。
 編成人数に合わせて、3部門に分けて審査された。今年は出場者だけでなく、部員の保護者と関係者も観覧した。

息の合った踊りを披露する松本美須々ケ丘高校のダンス部