ＦＲＥＥ　ＴＩＢＥＴが優勝　市民タイムス旗早起き野球大会

　中信王座を目指して競い合う第４０回市民タイムス旗早起き野球大会（市民タイムス主催、キッセイ薬品工業協賛、松本市・塩尻市・安曇野市・大町市・東筑摩郡村長会後援）は最終日の２５日、松本市の平瀬野球場と平瀬運動広場で準々決勝以上の８試合を行った。決勝はＦＲＥＥ　ＴＩＢＥＴ（塩尻市早起き野球連盟）が３―１でまなまゆ（松本サンデーリーグ）を破り、３年ぶり５回目の優勝を飾った。
　個人賞は、準々決勝と決勝で本塁打を１本ずつ放ったＦＲＥＥ　ＴＩＢＥＴの熊谷功太郎選手（２５）＝松本市沢村３＝が殊勲選手賞に選ばれた。敢闘選手賞は、決勝を１人で投げ抜いたまなまゆの川上侑也選手（３０）＝木祖村薮原＝が受けた。
　この日の始球式で打者を務めたキッセイ薬品工業の内村和哉広報部長は「野球ができる喜びと感謝を胸に、けがなく大いに楽しんでほしい」と呼び掛けた。閉会式では各チームに優勝旗や表彰状などが贈られ、市民タイムスの新保裕介社長は「大会で見つかった課題を改善し、得られた成果に磨きをかけて来シーズンに備えてもらえれば」とエールを送った。