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2025年

秀峰学校-あがたの森公園 県道の拡幅完了間近 歩道整備は終了 車道の舗装で夜間通行止め

2025/10/23
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 松本市県3の県道松本塩尻線の秀峰学校前交差点-あがたの森公園交差点間(約224メートル)で進む県道の拡幅工事が年内の完成を目指し、大詰めを迎えている。歩道の整備がほぼ完了し、今後、車道の舗装工事が進められる。現場周辺は学校が多く、児童や生徒の通学路にもなっており、工事の完了で歩行者の安全確保が図られる。舗装工事に伴い、27日から現場周辺で夜間(午後9時~午前6時)通行止めを含めた交通規制が行われる。
 県松本建設事務所が平成28(2016)年度から進めてきた県道の拡幅工事で、車道と歩道を工事前の幅11メートルから22メートルに広げ、4車線の車道が15メートル、両側に幅3・5メートルの歩道を整備する。道路の舗装工事後は電線の地中化が行われ、電柱も撤去して景観にも配慮する。
 歩道を松本駅前からのあがたの森通りと同様に、白い石張りに整備した。周辺の住宅などが移転したことで、北アルプスなどを一望でき、あがたの森公園から松本駅まで統一感のある道路が整備される。総事業費は11億円。
 県道の舗装工事は27日から11月28日までの1カ月間で、夜間通行止めは期間中、計10日間程度予定される。昼間は通行可能で、県松本建設事務所などは「ご迷惑をおかけするが、工事完了まで協力を」と呼び掛けている。
 松本市はあがたの森公園北側の市道交差点で車道舗装や区画線の引き直しの工事を行う。期間は11月4日から14日までで、1週間ほど夜間通行止めとなる。

拡幅が進むあがたの森近くの県道