朝日のカレー大作戦 にぎやかに
2025/10/23
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朝日村の有志団体や飲食店が手作りしたカレーライスなどを提供し、子供たちや住民の居場所づくりにつなげる「朝日村カレー大作戦―みんなの食堂プロジェクト」(村教育委員会主催、村社会福祉協議会主管)が17日、村中央公民館で開かれた。いつもは昼食だが、保育園や学校、仕事帰りの家族の交流の場にしようと夕方開催にし、会場飲食のみとした。約30家庭130人が訪れて、村商工会女性部特製の村産野菜たっぷりのキーマカレーをにぎやかに味わった。
ハロウィーンの仮装をして訪れた子供たちは、コウモリ形に切り抜いた蒸しカボチャがのったカレーに「かわいい」と目を輝かせた。タマネギやニンジンのほかビーツやキャベツなどみじん切りの野菜がたっぷり入ったカレーは甘みがあって食べやすく、何杯もおかわりする人もいた。
夕方開催は先月に続き2回目。古見の会社員・髙橋勇太さん(41)と妻で大学職員の有希さん(41)、長男で朝日小学校2年生の昂暉君(7)は前回に続く来場で、有希さんは「子供が友達とご飯を食べられ、野菜もたくさん取れるのがいい」と喜んだ。西洗馬のパート職員・東木場琴弓さん(27)は朝日小1年生の長男・星空君(6)と長女であさひ保育園年少の咲耶ちゃん(3)と訪れ「毎日の食事作りは大変。今日はここで食べられてうれしい」と笑顔だった。
ポップコーンやあら汁が振る舞われ、企業などが寄せた食料品を配布するフードドライブ事業も行った。女性部の清澤あゆみ代表は「わいわい食べて交流を深めてほしい」と話していた。
次回のカレー大作戦は11月22日で、子供たちが自ら調理する。食材の寄付は随時受け付けている。
問い合わせは村社協(電話0263・99・2340)へ。
