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2025年

青春のJ―POPで輝こう ライブ「全部、青い。」再開へ

2025/10/21
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ゲネプロ(リハーサル)で本番さながらに熱唱する出演者たち(19日)

 キャンディーズ、沢田研二、スピッツ、ミスチル…。1970~90年代の歌謡曲やJ―POPに特化したライブイベント「全部、青い。」が11月2日、約3年ぶりに松本市で開かれる。主婦有志が新型コロナウイルス禍前に立ち上げ、青春時代を彩った名曲の数々で街も人も元気にしようと催す手作りライブで第7回を数える。今回は新たに“紅白歌合戦形式”も取り入れ「いつだって輝ける」をキャッチフレーズに世代を超えて盛り上げる。
 ライブハウス箱船(大手1)を会場に、男女12人のボーカリストが赤組と白組に分かれて熱唱する。バンド演奏は20~60代の実力派アマチュアミュージシャンたちが担当。会場が一体となって懐かしい名曲の数々を楽しみ、観客の投票で優勝チームを決定する。
 平成31(2019)年に当時40代だった主婦有志が立ち上げ、コロナ禍のオンライン開催も挟みながらファンや仲間を増やしてきた。休止期間を経た今回は、協力金を募るクラウドファンディングも実施。多くの支えや応援を得て再開にこぎつけたという。音楽によって生まれる人や街とのつながりを大切にしたいといい、プロジェクト代表の小沢美和さん(54)=松本市島内=は「元気で生き生きしている大人たちの姿を同世代にも若い人たちにも届けたい」と話している。
 午後4時半開場、5時開演。入場料は1500円(別途ドリンク代)。