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2025年

マスターズ甲子園 中南信中心の県選抜が挑む

2025/10/15
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 全国の高校野球OB・OGが甲子園球場(兵庫県西宮市)で戦うマスターズ甲子園が11月8日と9日に開かれる。県勢は選抜チームと単独校チームが交互に出場しており、今年は中南信を中心とした選抜チームを組んで大会に挑む。11日には塩尻市広丘郷原の松本歯科大学野球場で長野商業高校(長野市)OBチームと壮行試合を行った。8―1で勝利し、本番に向けて士気を高めた。
 今年のマスターズ甲子園には20チームが出場する。長野県はくじ引きで出場権を得て、6月に伊那市で県選抜チーム決定戦を実施。中信、南信、北信、東信の各地区選抜チームがトーナメント戦を行い、決勝(雨天中止)に残った中信と南信の両チームを中核とした選手・監督など計50人で県選抜を組織した。
 県選抜は大会2日目に熊本県代表と戦う。メンバーの一人で、松商学園高校OBの牛丸丈一さん(22)=松本市波田=は、3年時に出場した夏の甲子園大会はベンチ入りできなかった。「現役時代に立てなかった夢の舞台。チャンスをいただいたので全力でプレーしたい」と本番を見据えた。梓川高校OBで選手最年長の古幡英嗣さん(54)=同=は「ジムに通って体をつくっている。ワクワクする気持ちでいっぱい」と話していた。
 県勢の出場は5回目となる。

県選抜の一員としてマスターズ甲子園に出場する中信地区の選手たち。母校のユニホームでプレーする