シニアeスポーツ 12月に全国大会 団体戦・個人戦 コア塩尻で
2025/10/15
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塩尻市振興公社は12月6日と7日、同市大門一番町の地域DXセンター・core(コア)塩尻で、60歳以上向けの全国規模のコンピューターゲームの大会「シニアeスポーツサミット2025」を開く。市が共催し、介護予防や交流を目的にeスポーツ事業に力を注ぐ塩尻が、シニア躍動の発信拠点となり盛り上げる。今月末まで参加者やスポンサー企業を募っている。
eスポーツ競技は団体戦(3人一組)と個人戦で6日に行われる。ゲームは「太鼓の達人ドンダフルフェスティバル」で、得点を競う。予選後、上位数チームで決勝トーナメントを戦い、3位まで表彰する。7日は大会の参加者や関係者向けに有料のオプショナルツアーを行う。ワインと木曽漆器の魅力を楽しんでもらう。県の地域発元気づくり支援金を活用した事業で、参加無料。定員は団体戦が16チーム、個人戦が48人。個人戦は単独での申し込みが可能だ。
市では令和5年度に「シニアeスポーツ教室」を開始、昨年10月には鳥取県で開催されたねんりんピック(全国健康福祉祭)に教室の受講者3人が県代表選手として出場した。今年のねんりんピックでは種目から外れたことから、継続して活躍の場を作りたいと今大会を企画した。振興公社の担当者は「興味のある人に参加してもらい、実力を試してほしい」と話している。
スポンサー企業の協賛金枠は30万円、10万円、5万円、2万円がある。詳細は公社ホームページで確認できる。申し込み、問い合わせは振興公社(電話0263・50・7960)へ。