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2025年

ブランド白菜 児童味わう 木祖小 給食に地元産 京都の漬物業者社長が授業も

2025/10/15
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 木曽地域特産の御嶽ブランド白菜を使ったメニューが14日、主産地・木祖村の木祖小学校の給食に登場した。児童たちは、甘みと歯触りの良さを味わいながら笑顔を見せた。
 この日は、木祖産白菜を「白菜漬」などに加工し、全国展開する京都市の老舗漬物メーカー・丸漬の社員らが来校。昨年度、当時の3年生(現4年生)がリモートで話を聞いた縁から、加勢智啓社長も訪れた。
 4年生と一緒に、木祖産白菜を使った同社の商品を「梅あえ」で味わった加勢社長は「給食で『おいしい』と言ってもらえたのが何よりのご褒美」と笑顔。地元野菜の魅力発信や、季節の野菜を食べる習慣づくりにも期待を寄せた。
 3、5、6年生には加勢社長が授業を行って「御嶽はくさい」が全国で食べられていることなどを紹介。3年の寺平悠吾君は「もっと多くの地域の人に食べてもらえたらうれしい」と話していた。

ランチルームで丸漬の加勢社長(右から2人目)と一緒に、御嶽ブランド白菜のメニューが登場した給食をおいしそうに頬張る児童