第60回運動会 住民集う 塩尻東地区800人が交流
2025/10/13
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塩尻市の塩尻東地区ふれあい運動会が12日、塩尻中学校校庭で開かれた。第60回の節目となる大会で、塩尻東地区公民館の分館対抗で12分館から13チーム・約800人が参加し、住民同士で体を動かしながら交流を楽しんだ。
玉入れや綱引き、菓子拾いなど11の種目が行われた。採点種目のうち「ひもつなぎリレー」は1チーム8人で、各自が箱の中から長さの異なる青いビニールテープを引き、つないだ長さを競った。「ボーナスポイント」となる赤色を一部含むテープを引き当てると「いいぞ」と歓声が上がった。
運動会は塩尻東スポーツ協会と同地区公民館が主催した。昭和40(1965)年から続き、新型コロナウイルス禍の間は数年休んだが復活した。ボランティアとして大会運営に協力した塩尻中3年生・櫻井美璃愛さん(15)は「まちの人の頑張りを見届けたいと参加した。こういう行事がもっと増えたら良いし、続いてほしい」と願っていた。
大会長の松井元塩尻東スポーツ協会長(76)は「子供から高齢者まで集う最大の行事。地域の絆を大切にしてきたい」と話した。記念大会は掃除機などの景品が当たる大抽選会も行われた。