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2025年

日曜画家の力作 ずらり 木祖村 中部日本展始まる 19日まで

2025/10/12
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 木祖村の秋を彩る絵画公募展「第39回全国日曜画家中部日本展」(やぶはら高原イベント実行委員会主催、市民タイムスなど後援)が11日、薮原の村社会体育館で始まった。県内外から応募があった144点が展示されている。19日まで。

 初日は入賞作品の表彰式が行われ、実行委員長の奥原秀一村長らが受賞者に表彰状を手渡した。
 市民タイムス賞には、塩尻市広丘吉田の森口益吉さん(84)の水彩画「苦瓜畑」が選ばれた。家庭菜園のニガウリを、緑の出し方を工夫したり、余白を生かして逆光を表現したりして、みずみずしい印象に仕上げた。取材に「夏の日だまりの中で育つ植物の生命力、強さを表現した」と語った。
 村内に画材を扱う会社が多いことなどから開かれている。奥原村長は表彰式のあいさつで「毎年作品のレベルが上がっている。ますます盛り上げていきたい」と述べた。
 午前9時~午後5時(最終日は午後4時まで)木曽美術会展も同時開催されている。

県内外から応募があった力作が並ぶ会場