王滝村議選告示 選挙戦に　１２年ぶり　１０人出馬 １２日投開票

　任期満了に伴う王滝村議会議員選挙（定数６）が７日、告示された。現職６人、元職１人、新人３人の計１０人が立候補し、平成２５（２０１３）年以来１２年ぶりの選挙戦に突入した。投開票は１２日。
　立候補者の内訳は、所属別では無所属９人、共産党１人、男女別では男性９人、女性１人、年代別では８０代２人、７０代３人、６０代２人、５０代２人、４０代１人、行政区別では滝越３人、上条と東が各２人、高原、下条、中越が各１人。
　各陣営は村役場で立候補の届け出を済ませた後、掲示板にポスターを張って回ったり各地で遊説したりした。
　村民は各候補の訴えに注目する。４０代女性は「野生動物の農業などへの被害が深刻。ＩＴ技術などを活用して対策に取り組んでほしい」と要望。５０代男性は「村の資源を生かし、前向きな議論で地域を元気にしてほしい」と話していた。
　期日前投票所は８～１１日に村役場に開設され、午前８時半～午後８時に投票できる。
　６日現在の選挙人名簿登録者数は５７７人（男性２７６人、女性３０１人）。