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2025年

アーバンスポーツわくわく体験 安曇野でフェスティバル

2025/10/05
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 広場やストリートなど、街なかの小スペースで楽しめる“都市型スポーツ”として注目されている「アーバンスポーツ」のフェスティバルが4日、安曇野市総合体育館(ANCアリーナ)で開かれた。同市の初企画で、インラインスケートやブレイクダンスなど各競技で活躍する人が講師となり、幅広い世代が初めて体験するスポーツの世界を楽しんだ。

ダブルダッチのパフォーマンス
ダブルダッチのパフォーマンス。子どもたちから「かっこいい!」と歓声が上がった

 2本の縄を使う「ダブルダッチ」は、縄跳びの延長として子どもに人気で、縄を跳びながら手足を大の字にしたり閉じたり、ステップを踏んだりして楽しんだ。細いベルト状のラインの上を歩く「スラックライン」は、一歩進むのに苦労しながらも、揺れるベルトの上で必死にバランスを取り、渡り切ると周囲から拍手が起こった。家族と参加した日馬匠さん(13)=安曇野市豊科北中学校1年=は「初めて体験するスポーツが多いけれど、知らなかったことに挑戦できてすごく楽しい」と笑顔を見せていた。
 3人制バスケットボール「3×3」のプロリーグの試合もあり、大勢が観戦した。松本深志高校(松本市)OBらでつくるダブルダッチの「rerope redo(リロープリドゥー)」のパフォーマンスではバク宙などの大技が飛び出し、子どもたちから歓声が上がった。リロープリドゥー代表の遠山聖弥さん(28)は「体験を機にアーバンスポーツの魅力を知って大勢に競技を楽しんでほしい」と期待していた。