環境に配慮の暮らしを提案 安曇野でフェア 住民が楽しく体験
2025/10/05
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安曇野の環境を考える催し第18回安曇野環境フェア2025(安曇野市、実行委員会主催)が4日、安曇野市堀金烏川の堀金総合体育館と堀金中央公園で始まった。企業や団体による49ブース、環境クイズラリーなどがあり、来場者が楽しみながら環境意識を高めている。5日まで。

防災用で近年再注目されているという手押しポンプの体験、手回し発電で磁力を発生させて魚の模型を釣り上げる体験、自由に本が持ち帰れるリサイクルブックのコーナーなどがある。来場者は環境クイズラリーに挑戦しながら、各ブースを巡って体験を楽しんだり環境に関する学びを深めたりしていた。
小学校4年生の次女と4歳の長男、夫と訪れた同市三郷明盛の看護師・山路由里子さんは「環境問題を身近なこととして考えてもらいたい。暮らし方の工夫など何か一つでも子供の中に残ってくれたら」と来場に込めた思いを語っていた。
市制施行20周年を記念して会場を堀金中央公園にも拡大し、特設ステージでの音楽演奏やインクルーシブ遊具の体験会もある。安曇野市民を対象に5日に抽選販売するリサイクル自転車約50台も展示され、品定めをする人も数多く訪れた。
5日は午前9時から午後3時まで。環境フェアのポスター原画を描いたアーティスト・Fumiさんの作品も展示されている。