アルウィンで照明の鋼管落下 県が当面使用を停止
2025/10/04
後で読む
県は3日、松本市の県松本平広域公園総合球技場(サンプロアルウィン)のバックスタンド側の照明を支える鉄骨部材の一部が落下し、観客席が破損したと発表した。人的被害はない。原因を調査するため当面使用を停止し、安全が確認でき次第再開する。
バックスタンド側には照明を支える架台が4基あり、そのうち一番南側で落下があった。2日午後4時ころに発見された。直径20センチほどの鋼管を接続する鋼板が破断し、鋼管が観客席に落下して7席が傷んだ。
県は原因解明や施設の安全点検のため、専門家による調査を実施する。県松本建設事務所維持管理課は「早期の原因解明と使用再開に努力したい」としている。
利用再開のめどが立っていないため、サンプロアルウィンを会場とする各種大会は、日程調整や会場変更の検討に入った。12日にはサッカーJ3松本山雅FCのホーム戦が予定されており、山雅は8日にサンアルでの開催可否を発表する。
