おまたせ!キノコの季節 松本地域の直売所に入荷始まる
2025/10/04
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松本地域の直売所にマツタケや雑キノコが並び始めた。9月も高温が続き、今年のキノコの出来が心配されていたが、ここ最近の気温の低下で徐々に持ち込まれるようになってきた。今後の雨次第で豊作を期待できるとの声もあり、関係者は降雨を願っている。
松本市今井の道の駅・今井恵みの里では9月26日、今シーズン初めてとなるキノコが持ち込まれた。マツタケ17パック、コムソウ3パックで、その後も大量にはまだ持ち込まれていない。売り場の半分以上に品物がない、やや寂しいキノコ売り場を眺めていた来店客の男性は「自分も山に入っているが、コムソウなどもまだこの辺では出ていないからしょうがない」と話していた。
大塚大洋店長が地元の“キノコ名人”に聞いたところ、山は雨が少ないことから乾いてしまっているという。「気温の条件はいいので、ここで雨が降ればマツタケがどーんと出るのではとも聞いた。昨年は豊作で売り場を倍にして対応したので、今年もそうなれば」と期待している。