松商生がハロウィーンドーナツ提案 日々どーなつ松本中町店の新商品に
2025/09/30
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松本市の松商学園高校商業科経営マネジメントコースの2年生32人は29日、ドーナツ専門店「日々どーなつ松本中町店」(松本市中央2)で発売する、ハロウィーン用新商品の企画開発アイデア発表会を開いた。地元のカボチャやリンゴをふんだんに使ったり、お化けの形のドーナツにこだわったりと高校生らしい楽しいアイデアが出ていた。

同店とのコラボ商品を開発する授業で、個人やグループで商品コンセプトからプロモーションまでを考えた。発表会には同店を運営するねんりん(同市両島)の宮下祥次社長(55)と中町店の西村華玲店長(25)が出席し、それぞれの案を講評した。
男子生徒3人はドーナツに、目や口をかたどったチョコレートをトッピングして自分だけの“お化けドーナツ”を作る案を発表。宮下社長は「コンテスト形式にしても楽しそう」と評価した。
カボチャのポタージュを生地に練り込む甘くないドーナツを提案した大池杏奈さん(17)は「貴重な機会で楽しかった」と話した。
宮下社長は「同じようなアイデアが出てくると思ったら、みんな違っていて勉強になった」と生徒の柔軟な発想に驚いていた。
同店は10月中に生徒たちのアイデアを生かしたハロウィーン商品を発売する予定。