塩尻名産ブドウの魅力 台湾児童に英語で紹介へ 宗賀小5年1組が準備
2025/09/26
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塩尻市の宗賀小学校5年1組(担任・市田祐基教諭、30人)は、11月にオンラインで交流する台湾の小学生たちに、塩尻の名産品のブドウを紹介しようと準備を進めている。地元の農家の協力を得て栽培の体験学習をし、地域に何かお礼をしようと考えて、ブドウの魅力を外国の子供たちに英語や写真で伝えることにした。
学校のブドウ棚での栽培活動や、生でも加工をしてもおいしく食べられることなどを、体験を踏まえて紹介する計画だ。19日は、2日前に収穫したコンコードとナイヤガラを使って、ジャムとサンドイッチを作った。
ジャム担当の木田陽葵さん(11)と大野菓さん(10)は、ブドウのかさ掛けや、収穫後に房から不要な実を取り除く作業が印象に残っている。「農家の方の農作業は大変だけど、その分、ブドウがおいしくできると分かった」という。「学校で英語を習って片言でもいいので台湾の子にブドウの魅力を伝えたい」と話していた。
オンラインでの国際文化交流は、台湾に知人がいる英語教諭などの協力で行うという。