eスポーツにPRキャラクター誕生! 塩尻中3年生・丹桃香さんが考案
2025/09/23
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塩尻市大門一番町の地域DXセンター・core(コア)塩尻が手掛けるeスポーツ事業にPRキャラクターが誕生した。塩尻の民話にも登場するキツネをモチーフに、市内の中学生が考案した。名前は「まだない」が、今後付ける予定で、関連の各種イベントで活用していく方針だ。

キャラクターの顔はゲームのモニター画面を模し、コア塩尻のeスポーツの拠点「デルタルーム」の形状を表す三角の尻尾がつく。塩尻のイメージカラーのワインレッドに黒色が組み合わされ、「かっこいい」と「かわいい」が混在する洗練された印象だ。
デザインしたのは塩尻中学校3年生の丹桃香さん(14)。今年6月、コア塩尻の関係者が市教育支援センター・高ボッチ教室の講座を通じて、イラストが得意な丹さんを知って依頼した。タブレット端末を使ってペンで描き、コア側の要望に応じて修正しながら約2カ月で仕上げた。丹さんは「一から考えるのは難しいけれど、完成したときに達成感があった。子供からシニアの方まで覚えて親しんでもらえたら」と話す。
施設を運営する市振興公社の担当者は「理想のキャラクターができた」と喜ぶ。キャラクターはイベントに応じてアレンジするとし、12月に市内で開催予定の「シニアeスポーツサミット」の特設ページに早速登場させている。