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2025年

大型遊具 どっちがいい? デザイン案 園児に聞く 南木曽町が天白公園設置

2025/09/23
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 南木曽町が読書の天白公園に設置する地元の木材を使った大型遊具について、デザイン2案のうちどちらにするか町は子供たちに意見を聞いている。設置後に利用する子供たち自身の考えを取り入れるのとともに、選定に携わることで親しみを持ってもらう目的だ。9月中にも意見を集約し、決定する見込み。
 認定こども園・なぎそこども園の年長児と、南木曽小学校の全校児童に聞く。遊具は20種類以上の遊びの仕組みが複合した形で、平均台、うんてい、ロープ渡りなどは両案に共通する。ボルダリングやトンネルなど10種ほどが各案の特色となる。
 こども園では17日、担当の町産業観光課の職員が訪れてイメージ図を見せ、それぞれの特徴を説明。年長児22人はいいと思う方にシールを貼った。A、B案共に11票だった。高橋康太ちゃんは「(ロープでつるされた足場を渡る)忍者渡りが楽しそうでBを選んだ。(新しい遊具で)遊ぶのが楽しみ」と期待していた。
 遊具購入は木曽木材工業協同組合(上松町荻原)と1796万円で契約し、納期は来年3月27日まで。

木製遊具のデザイン案を見てどちらがいいか考える年長児