踊って元気「健康ディスコ」
2025/09/20
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朝日村社会福祉協議会が企画し、ディスコ音楽に合わせて踊る健康運動教室「あさひDEですこ」が好評だ。楽しくフレイル予防につなげようと昨年度初めて取り入れたところ参加者の満足度が高く、本年度も継続して取り組んでいる。
松本市出身のプロダンサー・ちびゆり(本名・小林悠里)さんが展開する健康プログラム「健康ディスコ」を活用し、7月~9月下旬まで全6回開講。村内の60~80代約20人が、ちびゆりさんの指導で生き生きと体を動かしている。8月27日にえべやかたくりの里で開いた講座では参加者が新しい振り付けを覚え、肩甲骨や股関節回りを気持ちよく動かした。
加齢で筋力や心身の活力が低下するフレイルの予防につながる動きを多く盛り込んである。ちびゆりさんは「転倒防止に大切な下半身の筋肉維持や、全身運動を意識した動きで、手足で違う振りをすることで脳トレの効果もある。皆さんダンサブルに踊っていてすてき」と話す。
昨年好評だった、発表会を兼ねたダンスパーティーを10月1日に開き、参加者や職員がおめかしして楽しむ。昨年に続き参加する上條貞江さん(88)=西洗馬=は「音楽に乗せて動くとすごく楽しくて幸せな気持ちになる」と話す。昨年のパーティーは孫と手作りした衣装を着て参加したといい「一緒に踊るみんなにパワーをもらっている。今年のパーティーも楽しみたい」と話している。
村社協が村から受託する一般介護予防事業の一環で行っている。
