稲刈り体験手際よく いきものみっけフォーラムin松本
2025/09/14
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3連休を迎えて松本地方で稲刈りがピークを迎える中、産学官連携で環境教育に取り組む団体「いきものみっけファームin松本」(降籏一路会長)は13日、松本市寿北9の田んぼで手刈りの稲刈りをした。本年度の農業体験プログラムを受ける小中学生14人と大人8人が参加し、はぜ掛けも体験した。
鉢伏ファームが管理する15アールで作業した。穂が垂れた田んぼに入り、片手で稲を握り、鎌を持ったもう一方の手を引いて手際よく刈っていった。「バッタがいた」「お母さん、頑張ろう」と声を上げながら作業した。
10月には脱穀から精米、出荷までの過程を見学するほか、収穫した米をおにぎりにして食べる。母親と参加した寿小学校5年生の佐藤芳仁君は「田植えの時には小さかった稲が、こんなに大きくなってうれしい。食べるのが楽しみ」と笑顔を見せていた。
