手仕事市が開幕 にぎわう 木曽町 福島宿に多彩な100軒余 きょうまで
2025/09/14
後で読む
木曽町福島の旧中山道・福島宿周辺で13日、県内外の手工芸作家が集う「木曽の手仕事市」が2日間の日程で始まった。今年で18回目。出展者との会話を楽しみながら、お気に入りの一品を探す観光客や地元住民でにぎわっている。
会場は上の段、上町・広小路、木曽町文化交流センター内の3エリアに分かれ、木工や漆、ガラス、陶芸など多彩なジャンルの手工芸店100軒余が軒を連ねる。初日は雨が降ったりやんだりの空模様だったが、多くの来場者が独創性あふれる作品との出合いを楽しんだ。
上の段エリアで、本物のパンや菓子を使った雑貨に見入っていた、横浜市の主婦・安藤節子さん(64)は「ため息が出るほどかわいくて、どれも『おいしそう』。おこげがあるのもすてきな風合い。どれにしようかしら」と思案していた。
14日は午前9時から午後4時まで。駐車場は大手町立体駐車場(有料)のほか、県木曽合同庁舎、JA木曽、木曽町役場に無料駐車場が設けられ、会場まで無料シャトルバスが運行されている。
