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2025年

3X3でバスケ振興に力 信州BW運営会社が新プロジェクト

2025/09/12
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 プロバスケットボール・信州ブレイブウォリアーズ(BW)の運営会社「NAGANO SPIRIT」(木戸康行社長)は11日、県庁で会見し、「信州ブレイブウォリアーズ3X3(スリー・エックス・スリー)プロジェクト」をスタートさせると発表した。松本市の「FROM SHINSHU合同会社」から3人制バスケットボールチームの運営と普及に関する事業を譲り受け、小さなスペースでできる3X3の特徴を生かした興行や子供たちとプロ選手の交流などを通して、バスケットの普及促進を図る。
 木戸社長と、3X3プロジェクトの運営統括兼選手となる武井弘明さん=松本市出身=らが県庁で会見して発表した。
 武井さんが所属するチームが「信州ブレイブウォリアーズ3X3」として生まれ変わり、中信地域を練習拠点に県内全域で活動する。商業・文化施設や観光名所、小・中規模体育館など屋内外での興行を構想している。
 信州ブレイブウォリアーズはB・プレミアリーグ(トップリーグ)への参戦が決まっている。売上高や入場者数など運営会社の業績によりカテゴリーが決まるため、全県からの応援が必要になる。3X3の機動力を生かして、中南信などでもチームを身近に感じてもらい、全県にファンを増やすことを目指す。
 武井さんは松商学園高校、国学院大学を経て、信州ブレイブウォリアーズでのプレー経験もある。

3X3プロジェクトをスタートさせる(右から)武井さん、木戸社長ら