大桑の魅力 ガチャで発信 地場産品 キーホルダーに 須原宿に登場
2025/09/11
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大桑村の須原宿に、郷土の品を再現したキーホルダーのガチャガチャ(カプセルトイ)が登場した。食品を中心とした7種類があり、地域の魅力を発信したいと村民が制作する。
主に樹脂製で、郷土菓子の「からすみ」や「五平餅」、地酒などを題材にする。現在は製造販売が停止している桜の花の漬物「桜の花漬」は、復活の願いも込めラインナップ。いずれも日本語と英語の説明文を添える。
企画販売のHappy Pine(ハッピーパイン)・田口美穂さん(53)=須原=が、業者に注文したパーツを着色などして作る。「木曽下駄」は他の住民が手掛けた。試作を重ねるなど約1年をかけて準備し、8月から販売を始めた。
地域店舗の協力で実際の商品ラベルの縮小版を使うなど「多くの人の協力や支えで実現できた」と田口さんは話す。「大桑の魅力を知ってもらい、訪れた人の記念になるような品になれば」と願っている。
民宿すはらの前にあり、1回500円。500円玉で回す。宿場の景観になじむよう、特注の灯籠形の台座に設置している。




