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2025年

警察犬に興味津々 四賀地区で役割学ぶ催し

2025/09/10
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 松本市の四賀地区福祉ひろばは9日、会田のふるさと公園しがでふれあい健康教室を開き、警察犬の役割を知り触れ合う催しを行った。教室に参加する住民や四賀小学校、同地区にキャンパスのあるインターナショナルスクールオブ長野(ISN)の児童計約130人が参加。県内で活躍する警察犬と民間の訓練士が毎日行っている訓練を披露し、警察犬への理解を深めた。
 訓練士が「犬の嗅覚は人の1000倍から1億倍あると言われている」などと説明しながら進めた。代表の子供が実際に布を手で触って自分のにおいを付けて、その布を警察犬が特定できるかの訓練を実施。他の布も並ぶ中、警察犬は迷わずにおいを付けた布を口に挟んで特定し、会場からは「オー」と驚きの声も起きた。
 四賀小2年生の熊谷千里君(7)は「警察犬は天才だし、強そう」と感心していた。日本警察犬協会県支部の小林光男支部長=安曇野市穂高=は「警察犬や大型犬への理解を深めてもらうための催しを各地でできたら」と話していた。

警察犬の訓練を見学した後、犬と触れ合う子供たち