広がる雲海 秋めく朝
2025/09/08
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松本地方は7日、高気圧に覆われて晴れ、早朝には霧も立ちこめた。松本平の犀川や奈良井川・梓川沿いのほか、中山間地の東筑摩郡北部各村も霧に包まれた。早朝に松本市島立の上空から小型無人機(ドローン)で見渡すと、一帯が白く雲海となっている様子が確認できた。
松本市沢村の朝方の最低気温はほぼ平年並みとなる17.7度を観測し、6月中旬以来約2カ月半ぶりに18度を下回った。草木に朝露が宿り、白く輝く時季とされる二十四節気の「白露」(9月7日)らしく、朝の爽やかさに“小さな秋”を感じられる一日となった。