0000日(木)
2025年

地元企業の魅力PR 松本で6日までものづくり産業フェア

2025/09/06
後で読む

 「2025まつもと広域ものづくり産業フェア」が5日、松本市水汲のエア・ウォーターアリーナ松本で、2日間の日程で始まった。地元企業64社による企業紹介や、地場産品の展示販売などが行われ、6日は子供を対象にしたものづくり体験教室やロボットのデモンストレーションなどが行われる。
 メインアリーナを主会場に、出展企業が自社製品を置くなどして来場者にアピールした。初日は松本工業高校(松本市)、池田工業高校(池田町)、明科高校(安曇野市)の生徒がバスなどで会場入りし、企業のブースを回って松本地域のものづくりへの理解を深めた。中信地方などでたこ焼きなどを販売する焼きたて屋を展開するかめや(諏訪郡原村)のブースには多くの高校生が訪れ、説明を聞いた。同社取締役の松﨑智彦さんは「人手不足の中、会社に興味を持ってもらう良い機会になった」と話していた。
 フェアは松本地域の地場企業のPRの場として毎年行われている。今回は地元企業24社による地場産品や食品の展示販売のほか、6日は15社によるものづくり体験教室が行われる。事前予約が必要だが、無料で当日参加できる教室もあり、実行委員会の担当者は「親子で楽しめるイベントなので大勢の来場を」と呼びかけている。
 6日は午前10時から午後4時まで開かれている。

企業のPRブースで説明を聞く高校生