図書館でボードゲームやろう! 安曇野市中央図書館でイベント
2025/09/04
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安曇野市中央図書館は、利用率が低い中学・高校生の来館や交流、読書につながるとして、ボードゲームの所蔵を進めている。館内利用や館外貸し出しには未対応だが、購入や寄贈で15点ほどを収集した。活用策を検討する中、14日にイベント「ボードゲームで遊ぼう」を開く。

中学・高校生世代の図書館利用を促す企画「ミライ部」を一昨年にスタートし、本を使うボードゲーム「みんなで本をもちよって」を購入したのが所蔵の始まりだ。14日午後2~3時半に催す本年度ミライ部で、参加者がそれぞれ本を持参し、お題カードの質問に対して、本の中の文章を引用して答える「みんなで―」など6種類のボードゲームを利用する。参加者はうち三つを選び、30分交代でゲームを楽しむ。カードを組み合わせお題に合った短歌を作る「57577(ゴーシチゴーシチシチ)」など多彩に用意する。
テーブルを囲み対面で行うボードゲームが昨今、学生など若者の間で人気を高めているという。図書館が所蔵するボードゲームを館内に展示し、PRしている。竹内久美司書は「紛失や破損といった課題を検討しながら、市民間のコミュニケーションツールとして、団体貸し出しなど活用場面を広げていかれたら」と話している。
14日のボードゲームイベントは先着12人を募る。申し込みは中央図書館(電話0263・84・0111)へ。