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2025年

日本ワインコンクール 塩尻産6銘柄 全国金賞 4社が市長に報告

2025/09/04
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日本ワインコンクールで金賞に輝いた(左から)サンサンワイナリー、井筒ワイン、アルプス、ドメーヌ・コーセイのワインと代表者

 塩尻市産のブドウを原料に使って醸造されたワイン6銘柄が、日本ワインコンクール2025(実行委員会主催)で金賞を受賞した。全国の自治体では金賞受賞の数は最多となる。2日には関係する市内ワイナリー計4社が合同で市役所の百瀬敬市長を訪ね、報告した。
 金賞を受賞したのはアルプス(塩尻町)、ドメーヌ・コーセイ(片丘)、井筒ワイン(宗賀桔梗ケ原)、サンサンワイナリー(柿沢)の4社で、部門は欧州系品種赤が3銘柄、欧州系品種白が2銘柄、国内改良等品種赤が1銘柄。それぞれ2023~24年に収穫したブドウだ。
 ワインの原料栽培地は広丘高出、洗馬、片丘、柿沢など多様で、2銘柄が金賞だったアルプスの矢ケ崎学社長(62)は「いろんな場所で取れたブドウがあり塩尻の強み。これを励みに切磋琢磨し塩尻ワインシティを構築できたら」と語った。サンサンワイナリーの栽培醸造責任者の田村彰吾さん(36)は「設立10年の節目の年に賞をいただけてうれしい。地区名を冠した特色あるワインがあり、市のワイン文化を広めたい」と話した。