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2025年

合唱と重厚なハーモニー OMFオケコンサートBプログラム

2025/08/31
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聴衆を魅了したオーケストラコンサートBプログラム
聴衆を魅了したオーケストラコンサートBプログラム
カーテンコールで観客に応えるエッシェンバッハさん
カーテンコールで観客に応えるエッシェンバッハさん

 国際音楽祭セイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)で、今年の主要公演の最終演目となるオーケストラコンサートBプログラムが30日、松本市水汲のキッセイ文化ホールで行われた。クリストフ・エッシェンバッハさんがマーラーの交響曲第2番「復活」を指揮し、サイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)と公募の市民を含む合唱団の重厚なハーモニーを紡いだ。
 113人の大編成のSKOがエッシェンバッハさんのタクトでうねるような力強い音色や流麗なメロディーを奏でた。クライマックスの第5楽章ではソプラノ・アルトの独唱と108人の合唱を乗せた迫力の演奏で聴衆約1900人を引きつけ、終演後はいつまでも拍手が鳴りやまなかった。
 「復活」は音楽祭で過去2回取り上げ、初回から足を運ぶ同市桐2の田中三恵子さん(79)は「小澤(征爾)さんの指揮も思い出して胸が熱くなった。壮大な演奏と合唱に本当に感動した」と話していた。31日も同公演があり、当日券若干枚を用意する。
 永世総監督の故・小澤征爾さんの生誕90年を祝うプログラムとして、演奏前後には小澤さんの写真がステージ脇で投影された。親交のあったエッシェンバッハさんは初出演で、平成15(2003)年にも市民タイムス創刊1万号記念事業として同ホールでオーケストラを指揮している。