ガラス工房40周年で特別展 安曇野市美術館の新装記念
2025/08/31
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安曇野市美術館(旧豊科近代美術館)の大規模修繕工事完了に伴う30日のリニューアルオープンに合わせ、市美術館で特別展「あづみ野ガラス工房40周年記念展」(安曇野文化財団・豊科開発公社主催、市民タイムスなど共催)が始まった。工房の卒房生や多摩美術大学の学生ら55人が57点を展示し、ガラス素材の魅力や可能性を多彩な表現で伝えている。10月5日まで。
同工房は、豊科南穂高の複合施設・安曇野の里に昭和60(1985)年に開設され、多摩美術大学を卒業した若手ガラス作家が最長5年間、作家としての腕を磨きながら安曇野に根差した作品を創作している。これまでに48人が卒房し、現在は別の美術大学や芸術大学の卒業生を含む4人が在籍している。
展示作品はさまざまな技法で制作されており、開いた本の上に水滴がたくさん落ちているような作品、住む人の思いを込めた個性豊かなガラス表札、セミの羽を模したガラス板を天井から複数枚つるして配置した空間作品など、どの作品も発想力や表現力に富んでいて見応えがある。
30日は、市美術館のオープニング式典で関係者約60人が開館を祝った。続いて記念展の式典が行われ、安曇野文化財団の井口彰理事長は「若い作家が安曇野に暮らしながら感性を磨き、『あづみ野ガラス』として創作してきた。ガラスの持つ素材の素晴らしさや感性に触れる良い機会にしたい」と述べた。
開館は午前9時から午後5時(最終入館は4時半)まで。




