弦楽四重奏をお年寄り堪能 松本でOMF温ったか出前コンサート
2025/08/31
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松本市で開催中の国際音楽祭セイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)の出演者が質の高い生演奏を届ける「温ったか出前コンサート」が30日、同市里山辺の特別養護老人ホーム・うつくしの里で開かれた。小澤征爾音楽塾オーケストラのメンバーによる弦楽四重奏が披露され、入居者やデイサービス利用者約70人が聴き入った。
桐朋学園大学の学生ら若手演奏家のメンバーは、永世総監督の故・小澤征爾さんゆかりのモーツァルト「ディベルティメント」に加え、「八木節」「見上げてごらん夜の星を」などなじみのある曲を披露した。バイオリンやビオラの華やかな音色に自然と笑顔になるお年寄りも多かった。
バイオリン奏者の堀竹優衣さん(23)はお年寄りが喜ぶ姿に「幸せな経験ができた」と笑顔だった。デイサービス利用者の丸山修弘さん(94)=松本市横田3=は同フェスがチケットを対面販売していた頃、購入希望者の列を任意で管理するテント村の村長(責任者)を務めた経験があり「足が不自由でコンサートに行くことができなくなっていたので、聴けてうれしかった」と語った。
