朝日の日本酒「鉢盛山」に火入れ貯蔵酒 村民有志が企画、初の商品化
2025/08/31
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朝日村で育てた酒米で仕込んだ日本酒「鉢盛山」の火入れ貯蔵酒が9月1日、発売される。2年前から酒米づくりと商品開発に取り組む村民有志らのプロジェクトが企画し、これまでに販売している純米吟醸生酒に加え、初めて火入れの酒を商品化した。

村内で昨年栽培した酒米の美山錦で仕込んだ。銘柄は村のシンボルとして親しまれる鉢盛山を冠す。題字は生酒と同じで村内の書家が揮ごうした。
プロジェクト副会長の中村守一さん(74)=西洗馬=は「常温保存できるので、より手軽に手に取って飲んでほしい」と願い「活動を通じて深まっている人の交流が活気づくりにつながると思う。村の日本酒を広め、村を元気にしたい」と話す。醸造した美寿々酒造(塩尻市洗馬)の熊谷直二社長は「やや中辛口のお酒に仕上がっている。すっきりした味で、しっとりした感じもあり飲みやすいと思う」と話す。
プロジェクトは令和5年3月に始動し、栽培面積を拡大しながら毎年12月に新酒を発表している。今後、板かすや甘酒の商品化も研究するという。
4合瓶(720ミリリットル)が税込み1580円、一升瓶(1.8リットル)が同2980円。朝日村のファミリーマート信州朝日村店、山形村の大型商業施設・井上アイシティ21、塩尻市の美寿々酒造、リカーハウスながはらなどで扱う。問い合わせは事務局の朝日村観光協会へ。