0000日(木)
2025年

スキー場 設備更新へCF 木祖村 やぶはら高原 移動降雪機 雪不足に備え

2025/08/29
後で読む

 開設100周年を目前に控えた木祖村のやぶはら高原スキー場が、村と連携した「設備更新プロジェクト」を9月1日に始動する。運営する第三セクター・奥木曽グリーンリゾート(川口勝社長)が主体となり、移動式スノーマシン(人工降雪機)1台と圧雪車1台の更新に向け、700万円の支援をクラウドファンディング(CF)で募る。

チラシを手にCFへの協力を呼び掛ける川口社長(左)と奥原村長

 同スキー場は昭和6(1931)年に県内4番目のゲレンデとして誕生。平成17(2005)年に現体制となった。近年は暖冬による雪不足で営業開始が遅れ、オープン当初には全リフトそろっての稼働が困難な状況が続いた。令和元年には村が「あり方検討会」を設置し、存続の是非を議論。来場者数の回復と令和2年度以降の黒字化を受け、令和4年に正式な存続決定がなされた。現在、同スキー場では50台以上の人工降雪機を稼働しているが、主要コース「国設第一ゲレンデ」には設備が未整備で、毎年オープンが遅れる課題を抱える。
 本年度、村は約1億円を投じて固定式スノーマシン4台を整備し、今季の稼働を予定。奥原秀一村長は「ゲレンデの充実の先に来場者の満足度向上がある。CFを通じて知名度も高め、多くの皆さんに支えていただきたい」と願う。
 奥木曽グリーンリゾートは、移動式スノーマシンと圧雪車の導入を計画し、総額7260万円のうち1割をCFで募る。川口社長は「次の100年に向けた新たな設備投資とサービス向上に挑戦させてほしい」と意気込んでいる。
 CFは10月末までで、詳細はスキー場のホームページに掲載。問い合わせは奥木曽グリーンリゾート(電話0264・36・1622)へ。