山形のスイカ、ジェラートに 生産者とお店がコラボ
2025/08/20
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山形村で栽培され、黄色い果肉と抜群の甘さが特徴のスイカ「金色羅皇」を使ったジェラートが商品化された。村内で農業を営む中川信隆さん(66)=小坂=がスイカを提供し、塩尻市大門のジェラート専門店「Re:gelato(リジェラート)」が製造した。夏季限定で同店で販売している。
色や糖度の高さといった金色羅皇の特徴を生かしながら、果肉や水、糖分を混ぜ合わせて加工。暑い時期にぴったりのソルベで、滑らかな食感に仕上げた。商品名は品種名をそのまま生かしている。中川さんは「金色羅皇を加工した商品自体珍しいと思う」と話す。
中川さんと同店がコラボレーションした商品開発は今回で第3弾。これまでに村特産の長芋、秋が旬の果物・ポポーを素材にしたジェラートを商品化してきた。地域の生産者とつながり、地産地消を大切に商品開発をしている同店のオーナー・芝田潔さん(55)は「中川さんがいろんな農産物を提供してくれるので、商品を作る側も面白い」と話している。
店舗営業は午前11時~午後5時45分。火曜定休。日によって店頭に並ぶジェラートの種類が異なり、同店のインスタグラムで紹介している。問い合わせは同店(℡0263・87・1794)へ。




