初めてのお絵かき 楽しい 木祖で親子が体験 マルオカ工業 画材を提供
2025/08/20
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赤ちゃんが絵の具の感触を楽しみながら、世界に一つだけの作品を作る「ファーストアート」の体験会が19日、木祖村小木曽の村子育て支援センターみやのもりで開かれた。親子4組が参加して「ぐにゅぐにゅ」「ぬりぬり」しながら〝初めてのお絵かき〟を楽しんだ。
絵の具をキャンバスにのせ、ジッパー付きの袋に入れてたたいたりのばしたり、踏んづけたりする工程は「手足が汚れず安心して楽しめる」と保護者に好評だった。参加した母親たちは「画材で汚れることを考えると自宅ではなかなかできない機会」「子供が絵の具を触るのは初めて。全部が思い出になる」と話していた。
地元の画枠製造・マルオカ工業がキャンバスを提供し、同センターの親子行事の一環として開く2年目の企画。講師を務めた同社の湯川清美さんは「子供の感性を育てるだけでなく、保護者同士の交流の場にもなる」と話し、色と笑顔に満ちた〝初めての表現〟のひとときを楽しむ子供たちの様子に目を細めていた。




