丸ノ内中で撮影 「日清焼そばU.F.O」のCMが話題に
2025/08/19
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松本市の丸ノ内中学校で撮影された、日清食品(東京)のカップ焼きそば「日清焼そばU.F.O(ユーフォー)」のCMが話題になっている。老朽化で建て替えが決まった青い屋根の校舎も映り込んでおり、記録としても価値のあるCMになった。
新CM「疲れブチ抜くラグビー部篇」は、30秒と15秒の2種類がある。5月上旬に撮影され、6月18日にテレビ放映が始まった。ラグビー経験者や社会人チームに所属するエキストラ約70人が出演し、校庭でタックルやスクラムに励む練習風景を撮影した。
30秒の映像には、エキストラがスクラムを組む背景に教室が入った生徒棟や職員室など管理棟が映った。校庭に面した24段の大階段にエキストラが並んで座り、ユーフォーを食べるシーンが印象的だ。
日清食品広報は「大勢のラグビー部員が外で座って食べているシーンを撮影するために、グラウンドの横に大きな階段があるロケーションを探した結果、丸ノ内中学校を選んだ」と話す。
丸ノ内中は昭和23(1948)年に松本城二の丸で開校し、同27年に現在地に移転した。老朽化に伴う改築を検討していて、令和10~12年に新校舎の建築を予定している。古旗明教頭は「全国で放送されるCMのロケ地に選んでもらい、生徒たちが校舎にさらに愛着を深めることにつながったと思う」と話していた。
