空飛ぶランタン 住民製作 塩尻・平出遺跡で10月に催し
2025/08/17
後で読む

塩尻市宗賀の平出遺跡公園で10月11日と12日、「空飛ぶランタン(照明)」を夜空に浮かべる「ローカルナイトピクニックin塩尻」(実行委員会主催)が開かれる。3回目となるイベント開催に向け、実行委では小学生から大人までさまざまな地域住民と関わり、地域の資材を使って当日の会場装飾を製作して準備を進めている。
5日は高出公民館で、夏休みの学習で訪れた小学生、高校生や大学生有志ら約40人とワークショップ(WS)に取り組んだ。木曽漆器の職人らの協力で、廃棄する使用済みの漆のこし紙を分けてもらい、つるし飾りの枠に用いるなど材料も工夫している。信州大学繊維学部1年生の山﨑慶士さん(19)=松本市=は「こうやって地域でWSをやって交流できるのも良い」と話した。
実行委では順次、市内小中学校、高齢者や障害者施設と連携してイベント関連のWSを開いている。委員で発起人の川口純さん(39)=塩尻市北小野=は「共創が生まれ、地域の愛着にもつながる。子供たちが地域資源を知る機会にもなる」と話す。詳細は、ローカルナイトピクニックのインターネットサイトで確認できる。