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2025年

OMFオペラ、本番前に舞台総稽古

2025/08/16
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本番に向けて行われた総稽古の一場面

 開催中の国際音楽祭セイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)のオペラ「夏の夜の夢」の舞台総稽古が12日、松本市のまつもと市民芸術館で開かれた。本番と同じ装置や衣装で行われ、妖精が魔法で人間の世界を混乱させていく不思議な物語を、OMF首席客演指揮者の沖澤のどかさん率いるサイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)が幻想的な音色で表現。声楽家15人と、児童合唱を担う子供たち24人も美しい歌声を響かせた。
 床や背景が鏡張りのステージが出現し、無限に広がるような世界の中で声楽家たちが歌い、演じた。妖精の王役のカウンターテナーのニルス・ヴァンダラーさんらが美しく妖艶な歌声を披露。子供たちも冒頭から登場し、不思議さや愛らしさを感じさせるハーモニーを響かせた。
 OMFのボランティア組織・OMFコンチェルトのメンバーと関係者が鑑賞した。公演は17日に初日を迎え、20日と24日にもある。各公演ともS席2万5000円、A席2万円を販売している。

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