鐘を突き戦没者悼む 塩尻の西福寺
2025/08/16
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終戦の日の15日、塩尻市の市民団体「平和・人権・環境 塩尻市民会議」は下西条の西福寺で、戦没者を悼んで鐘を突いた。10人が参加して不戦の思いを新たにし、平和を願った。
塩尻文芸の会が境内で行っている平和祈念文芸展を見学した後、正午に1分間の黙とうをした。1人1回ずつ鐘を鳴らした。同会議の川上一和議長は「戦後80年の今年、各地で若い世代が戦争の記録をまとめる作業を進めていてうれしく感じる。ただガザやウクライナでは戦闘が続いている。微力ながらも反戦の声を上げ続けたい」と話していた。
終戦の日に寺院の鐘を鳴らす「平和の鐘」は各地で30年ほど続けられている。
