楽しさ多彩に８０ブース　松本で美須々の杜のモール

　松本市美須々の県護国神社などで１３日、マーケットイベント「美須々の杜のモール」が２日間の日程で始まった。飲食、物販などのブースが約８０店舗出店する。ワークショップやライブステージなどの催しもあり、多くの家族連れでにぎわっている。

　参道には服飾やアクセサリーなどのブースが所狭しと並んだ。お祭りの縁日をモチーフにした「魚釣り」や「スーパーボールすくい」といったコーナーもあり、子供たちが熱心にお目当ての品を狙っていた。家族４人で訪れた塩尻市広丘吉田の村上遥人ちゃん（６）は「駄菓子屋さんでゼリーとおもちゃを買うのが楽しみ」と笑顔を見せていた。
　令和４年８月に初回を開き、１１回目の開催となった。今回は市内で３カ月に一度開かれている「ＭＡＴＳＵＭＯＴＯ古着市」などと初めて共催し、近くのエア・ウォーターアリーナ松本前の広場にも会場を広げた。２日間で約４０００人の来場を見込んでいるという。実行委員会の西牧隆行代表（４３）は「イベントが街の元気につながるといい」と話していた。
　１４日は午前１０時～午後５時。問い合わせはイベントのインスタグラムから。