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2025年

迫力!夜の「地獄の入り口」 松本市立博物館で特別開館

2025/08/13
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薄暗い中で雰囲気を増した展示を楽しめる夜間特別開館

 松本市立博物館(大手3)はお盆期間に合わせて17日まで、開催中の企画展「地獄の入り口―十王のいるところ―」の夜間特別開館を行っている。現世と来世のはざまで死者を裁く、閻魔をはじめとする十王を取り上げており、照明を落とし「あの世」を感じさせる演出で来館者を楽しませている。
 10日は観光客らが次々と訪れ、入り口では閻魔王をイメージした衣装姿のスタッフがちょうちんを手に迎えた。展示室は昼間よりも静かで薄暗く、陰影が濃くなって迫力を増した十王座像などを時間をかけて鑑賞していた。
 友人と来館した都内の会社員・寺嶋啓介さん(27)は「閉館間際かと思ったら、ゆっくり見られた。雰囲気もより出ていて楽しい」と喜んでいた。夜間特別開館は午後5~7時(入館は6時半まで)。定例夜間開館日の20日と23日も午後8時(入館は7時半)まで鑑賞できる。

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