回る灯籠 親子で製作 三郷で講座
2025/08/11
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お盆を前に安曇野市三郷明盛の貞享義民記念館は10日、同館で回る灯籠を作る講座を開いた。午前の部と午後の部の2回に小中学生と保護者の計12組31人が参加し、黒または透明の台紙に黄色や緑色などのセロハンを張って模様を作り、白熱電球の熱でくるくる回る灯籠を仕上げた。
同館学芸員の増田真紀さんが指導した。黒色の台紙を使う場合は切り絵のように模様を切り抜いてセロハンを張り、透明の台紙を使う場合はセロハンを模様の形に切って接着剤で貼った。魚、花、花火、星など、参加者の感性でさまざまな模様が表現され、親子やきょうだいで仲良く作業を楽しんでいた。
三郷小学校3年生の小島成実さんは「すごく頑張って作ることができた。(お母さんと一緒に作業できて)楽しかった」と、出来栄えを喜んでいた。
