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2025年

ジュース用トマト身近に 朝日で親子らが収穫や試食

2025/08/11
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 JA松本ハイランド朝日支所は10日、朝日村古見の朝日地区営農センターで「朝日のおいしい農産物み~つけた!」と題し、ジュース用トマトのPRイベントを開いた。親子ら7組約20人が参加して収穫や試食などの体験と座学を通して生食用トマトとの違いや味を確かめた。

 村産のトマトを加工するナガノトマトの協力で、実は中まで赤みが強く、支柱を立てずに栽培することなどを学習。生の実を使ったソース作りやジュース作りの実演もあり、味わった子供たちは「おいしい」と笑顔を見せていた。希望者は畑で収穫体験もした。
 ジュース用トマトの生産は健康志向の高まりから需要が伸びている一方で、高齢化による生産者減少で供給が追いつかないことが課題という。イベントは夏場の収穫支援者や将来的な新規生産者の確保なども視野に、JAと生産部会、加工会社が連携して企画した。
 家族で参加した古見の公務員・舞原優貴さん(39)は「管理がしっかりされていることが分かったり、生でもおいしかったりと学びがあった。消費の面で応援したい」と話していた。

収穫体験を楽しむ参加者たち
収穫体験を楽しむ参加者たち

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