中信企業４８社が自社の魅力アピール　松本で若者対象に就活フェア

　中信地方の企業が一堂に集まり、自社の魅力などをＰＲする「中信エリア就活フェアｉｎ松本」（松本、大町両職業安定協会主催、市民タイムス共催）が４日、松本市本庄１のホテルブエナビスタで行われた。中信に本社や拠点のある４８社が参加して、就職活動中の学生と３５歳以下で転職を考える人たちを対象に、仕事内容や会社の福利厚生、職場の雰囲気などをアピールした。

　建設業７社、製造業１５社、卸売・小売業１４社、サービス業１０社、医療・福祉２社がブースを構えた。長野労働局が認定する「若者応援宣言ふるさと企業」になっている一之瀬製作所（松本市島内）の藤野一洋総務課長は「採用したくても応募者が減少している中で、自社をＰＲできる就活フェアは大事になる」と話し、ブースを訪れた人に魅力をアピールした。
　就活フェアには来年度以降に大学や高校を卒業する新卒見込み者２８人、一般１２人が参加した。今年６月から就職活動をしているという女性（２４）は「企業選びでは職場の雰囲気や人間関係を重視している。会社の人に会い職場の様子を聞きたかった」と話し、ブースを回っていた。