松商学園 岡山学芸館と初戦 大会7日目の第2試合に 夏の甲子園大会
第107回全国高校野球選手権大会(5日開幕)の組み合わせ抽選会が3日、大阪市のフェスティバルホールで行われ、長野代表の松商学園は大会7日目の11日、2回戦の第2試合(午前10時半開始予定)で岡山学芸館(岡山)と対戦する。松商学園は4年ぶり38回目、岡山学芸館は2年連続4回目の出場となる。
抽選会には出場49校の監督や選手が一堂に会した。予備抽選で本抽選の順番を決め、松商学園の小林伸伍主将(3年)は17番目にくじを引き、先に入っていた岡山学芸館のヤマを引き当てた。
松商学園が岡山学芸館と対戦するのは練習試合を含めて初。岡山学芸館は岡山大会5試合中3試合を完投した主戦左腕を中心に、守備から流れをつくる。1点差ゲームが3試合あり、粘り強さがありそうだ。打線は選球眼があり、バントを使って走者を得点圏に進める手堅さも光る。投手を軸に堅守が武器の松商学園とはプレースタイルに共通点が多く、白熱した接戦が期待される。
松商学園の松宗勝監督 主戦を中心に守備からリズムをつくるチームだと聞く。どちらが自分たちの野球を崩さず、貫けるかが一つのポイント。初戦まで日がある分、強度を上げた実戦形式の練習などを取り入れて準備していく。
松商学園の小林伸伍主将(3年) 相手の主戦は左腕だが、県大会で左の好投手と戦ってきたので自信を持ってプレーしたい。やるべきことを徹底することが大切。守備を軸に、先制点を取って守り勝つ野球をする。
岡山学芸館の佐藤貴博監督 左腕を軸にした守備型のチーム同士で、我慢比べの戦いになると思う。自分たちは個ではなく全体で相手を攻略する野球が持ち味。昨夏の甲子園16強を経験した8人がいるのも強み。小技や足を絡め粘り強く戦う。
岡山学芸館の国近泰獅主将(3年) 初めて戦う相手だが、同じようなプレースタイルなので、やられて嫌な部分をしっかり突いていきたい。昨夏の経験を生かし、初戦までに実戦感覚を全員でしっかり高めていく。
