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2025年

OMF歓迎の歌声響く 松本で楽都deハーモニー

2025/08/03
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 松本市で11日に開幕する国際音楽祭セイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)を歓迎するコンサート「ようこそ楽都deハーモニー」が2日、中央2の信毎メディアガーデン前で開かれた。SK松本合唱団とSK松本ジュニア合唱団、中国の常州保利童声合唱団の計115人が出演し、街中に元気なハーモニーを響かせた。
 SK松本合唱団は大人ならではの美しい歌声を披露し、SK松本ジュニア合唱団は振り付けも交えながら元気に歌った。中国の合唱団はOMF永世総監督の小澤征爾さんが中国とのつながりも強かったことなどから出演し、SK松本ジュニア合唱団と中国語の歌を一緒に披露する場面もあった。最後は会場も一緒に「手のひらを太陽に」と「故郷」を歌った。
 ジュニア合唱団の大町岳陽高校3年生の横山智志さん(17)=安曇野市=は「中国の合唱団とは歌を教え合い、音楽を通して交流できた」と笑顔だった。昨年から参加するSK松本合唱団の大塚賀彦さん(61)=松本市神田3=は「OMFは松本の文化。盛り上げていきたい」と話した。

真夏の太陽の下、元気に歌う出演者たち
真夏の太陽の下、元気に歌う出演者たち